本文へ移動

教育方針

教育基本方針~くすのきに込めた願い~

 子どもたちがくすのきのように大きく育ち強い生命力をつけ豊かな心をもてる人に育てたい。幼児期は「人生の原点」です。やり直しのきかない目に見えない木の根っこの部分を育てるために一人ひとりの子どもたちに寄り添い、健やかな成長を願い その子らしさをよりよく伸ばせるように努めます。
豊かに感動する子どもを育てる
たのしさいっぱい くすのきっこ 
~お話の世界で遊ぶ~
  たくましい行動力と他人を思いやる豊かな心情を育てる
  落ち着いて話を聞くことができ、自分の考えを言える
  英語で遊びながら興味をもつ
  自然に呼びかけ人とのつながりを大切にし命の恵みに感謝する
  毎日全体保育で昔話に耳を傾け楽しむ
  物を大切にする

なぜ昔話?

越後の昔話 と 創立者 恒松多美子との出会い

 小学校で長年勤めていた時、国語の読解指導の教材で行き詰った時期がありました。
もっと子どもたちを引きつけ学ぶことの楽しさに結びつく教材はないかと悩んでいるとき「おばばの昔話」に出会ったのです。話の展開、登場人物、語り口の楽しさ、面白さの特色があり心惹かれたのです。さっそく教材として取り入れてみました。
 「あったてんがな」で始まり、「いきがさけた」で語り終える言葉、そして語りの命でもあるといわれる擬態語がふんだんに使われていて読んでみると楽しい、「昔話って不思議だね」と次々と展開される奇想天外な話が子どもたちの心をスーッととらえたのです。そして一年生を担任する度に教育で一番大切な時期は幼児期であるということを確信しました。強く生きる力、すべての学力の基礎となる想像力を育てるために幼児にたっぷり昔話を語りたいという思いで幼稚園を設立したのです。
 こうして語ることが42年間、私たちの生の声で今も日々続けられ、こどもたちの耳に、心に届けられているのです。そして昔話で育つ力があるのです。
◎生きる力、思いやりの心
◎空想力、想像力
◎話をきく力

お話の世界とは

お話の世界で遊ぶ

 7歳までは夢の世界と言います。現実の世界と空想の世界を自由に行き来し、独特な子供の世界を創り出しています。
しかし、この夢の世界、ファンタジーの世界は7歳を過ぎるとその扉はぴったりと閉じてしまうのです。この二度と取り戻すことのできない世界を大切にして、幼稚園生活を楽しさいっぱいにします。

 幼児期にたっぷりとファンンタジーの世界で遊んでいれば周りの人の気持ちや世の中のことなどを想像する力も相手を思いやる気持ちも育ちます。
そしてひとつのことを探求する楽しさを園生活の中で感じとるのです。

*お話の世界。そこには温かさがあり豊かさがあり 子どもにとって気持ちの良い居場所
*絵本を通して担任とクラスの子どもたちが心ひとつにして遊びの世界を共有できる場所
*保育のすべてがつながった総合的保育の場
TOPへ戻る